まず、黒い紙にパンチで小さな穴をあけ、丸い玉を作ります。それから、その玉を写真のワインボトルの上に置きます。するとその玉がひとりでに動き始めるのです。何のことはないと思われるかも知れませんが、ちょっと待って下さい。驚きはこれからです。次に、その玉の下に指を当てると、何とその玉が本当の穴に変わっているではありませんか! 確かにその穴からは指が見えています。そして最後に、その穴を写真の上からつまみ取ると、もとの黒い玉に変わります。写真の裏と表をあらためて、演技を終えますが、観客には何もあやしいところは見えません。