考案 岸本道明
演者は2枚の予言のカードを取り出します。
カードを1枚ずつ配っていき、2人の客にそれぞれ好きなところでストップしてもらいます。
最初の客に「あなたの選んだカードが書かれていたら不思議ですか」と聞き、最初の予言を見ると「あなたの選んだカード」と書かれており、予言が正しかったことを示します。
次の予言を見ると「あなたはハートの4を選ぶ」と書かれています。
客の選んだカードを見るとハートの4のカードではありません。
予言の続きを見ると「ハートの4を選ぶことはない」と書かれており、予言と一致していることを示します。「実はこれはとても不思議なのですよ」と言って残りのデックの表を見るとすべてハートの4でそれ以外のカードは1枚もありません。
さらに予言の裏を見ると客の選んだカードが完璧に予言されています。
この作品は適度な笑いと意外なクライマックスがあり、非常に客受けするマジックです。それでいて難しい技法などは一切使わず、とても簡単に演技することができます。