野島伸幸の珍作品集10冊セットです。
2014年に開催された第一回マジックマーケットから2023年マジックマーケット秋まで、毎年一冊のペースで刊行を続けていきました。
約10年の歳月をかけて世に出された35の珍作をお楽しみ下さい。
〈収録内容〉
●Vol.1
・R-18スペリングトリック
いわゆるスペリングトリックですが、使うワードがほぼ全部ド下ネタです。
・〇〇のないアンビシャスカード
アンビシャスカードからある部分をなくしたら、まったく成立しなくなりました。
・変化しないはずなのに変化しちゃうカード
ある2つのテクニックを組み合わせると、カードは変化しないはずなのに、変化します。
●Vol.2(おまけつき)
・木曜サスペンスロケーション
「ウィスパリング・クイーン」のノリでクイーンに観客のカードを聞き出しますが、証言の食い違いが起こり、次第に事件は意外な展開をむかえます。
・1.75ドルアクロス
クォーター、ハーフダラー、ワンダラーの3種類のコインを使って、7回に渡る飛行現象を見せます。
・スナップアンビシャス
アンビシャスカードとカラーチェンジは受けるマジックの代名詞!ということでダメな方向に組み合わせてみました。
●Vol.3
・エニー?カード・アット・エニー?ナンバー
みんな大好きエニエニ。マーク、数字、枚数目、すべて観客に選んでもらいます。その枚数目から選んだカードが現れます。もちろんマジシャンはデックに触りません。唯一の欠点はまったく不思議じゃないことです。
・レベルマックスのカラーチェンジ
カラーチェンジを繰り返し見せていきますが、徐々に意味不明な方向に難しくなっていきます。
・観客が行うカード当て
マジシャンはすべて観客に指示をするだけで、カードが当たってしまいます。かなりビジュアルです。
・技法の時だけ〇〇になる手品
これはやばいです。それ以外に言いようがありません。
●Vol.4
・パーフェクトプラン
事前の打ち合わせのあと、観客が言ったカードが指定された枚数目から現れます。
・誰がなんと言おうとスリーカードトリック
3枚のカードのうち、一枚だけある赤いカードを消しますが、同時に違う現象が起こって、そっちの方が気になります。
年刊マジオン2017年号で発表した手順のマイナーチェンジ版です。特に、アディションの部分を改良しています。
・アッというマトリックス
コインを四角形に配置して、それぞれのコインの上にカードを被せます。強力なミスディレクションの後、コインは1箇所に集まります。
●Vol.5
・空耳マジック
なんと、マジック用語を1 個も言わないでカードを当てるマジックをします。
バラエティマジックショー「珍味」で演じられた屈指の迷作を、ブラッシュアップしました。
・袖マクレーン
袖をまくりますが、すぐ戻ってしまうのでマジックをやるどころではなくなります。
もしかしたら実用的かも知れません。
・全身で表現して当てるカード
何のカードが選ばれたのか分からなくて悩んでいると思いきや、悩んでるポーズがカードの名前を示しています。
・ガチでウケないパケットトリック
今までやってきた中で一回もウケたことがありません。逆に笑えてくるくらいです。
一応現象を書きますと、テーブルに裏向きのカードを置くたびに手元のカードも裏向きにひっくり返っていくというものです。
最後に裏向きのカードは別のカードに変化します
●Vol.6
・やまとなでしこ13変化
40枚のカードを使って13組のフォーオブアカインドを見せますが、どう考えても1枚が13回変化してます。ただ、演者はそれに一切触れず、ただ13組見せて終わります。演じるには広いスペースが必要です。
・1234
一番実用的な作品だと思います。A234の4枚のカードを好きに混ぜてもらいますが、一回カウントを行うと順番通りになります。
これを達成するためにものすごく覚えることが多いです。また、このために3種類カウントを作る羽目になりました。その方法も解説しています。
・ポムッとプロダクション
手のひらにカードがポムッと出ます。不思議さはありませんが、無駄にキレがあります。
・ピアノトリック台無しにしました
ピアノトリックを知っている方向けのトリックです。ある前提を一箇所だけ変更したことで見事にカオスになります。
●Vol.7
・誰でも鼻ティッシュ
両方の鼻の穴にティッシュを詰めます。観客が選んだほうの鼻からティッシュを吹き飛ばします。
長崎が産んだ変態みやもと氏のコマーシャルトリックを誰でもできるように方法論を考えてみました。
・カードtoヒューマン
カードが人になります。プロマジシャンのSORA氏との共作(凶作)です。
・ドラグスレイブ
ドラグスレイブの詠唱によってカードが当たります。
詠唱に隠された秘密に驚いてください。
・ACABV
観客が自由に選んでもらったカードで、あることをします。
この作品集の中で最も実演回数の多いトリックです。
●Vol.8
・過去改変プレディクション
予言マジックの最中に過去改変が発生しますが、予言は成立します。マジシャンと観客は世界線が変わったことに気が付きません。客席にいる観客たちが観測者となります。
・サムザベルホップ for ネモニカ
みんな大好きネモニカスタックを使った語呂合わせマジックです。ネモニカに組んであればいつでもできるで!
・不公平どっちどっちゲーム
マジシャンがどっちの手にコインを握っているのか、観客が当てます。観客がタネに気が付くまで何回でも繰り返せます。
・リフルフォース~余計な工夫を添えて~
これはオマケです。マジシャンに対してリフルフォースを行う時によくやっていたギャグです。マジシャン以外には絶対やらないでください。
●Vol.9
・ひっくり返るドラゴン
ドラゴンがひっくり返ります。完全即席で演じられます。ハンカチがあるとより完璧に演じられますが、道具が一切なくても演じられる方法についても紹介しています。
・スタイリッシュアピアリングラバーバンド
カッコよく輪ゴムを出します。カッコつけないと演じられない方法論を採用しているため、これをやろうと思ったらカッコつけなくてはいけません。お勧めのBGMも併せて紹介しています。
・ビンタして当てるカード
カード当てに失敗しますがビンタすると当たります。ビンタすることでカードが変わるようになっています。ビンタする相手は観客でも自分でも構いません。
・おまけ
紙面が余ったので「実際に使って受けたフレーズ」をいくつか載せました(例:お客さんに自由にカードを言ってもらったあとで「はぁ?」と言うとウケます)。使えるものもあると思います。
●Vol.10
・バニシング・フォックス
キツネが消えて意外な場所から現れます。
原案は浅田悠介さんです。裏レク全作品でTOP3に入る大珍作です。
・ウェポン・チェンジ
キングが持っている武器に異変が起こり、びっくりしたりしなかったりします。その後悲惨な事故が起こります。最後にカードが当たります。
和田義太郎さん原案の手順です。このために例の技法を習得する価値があります。
・罵倒モンテ
4 枚中1 枚だけある「当たり」のカードを追ってもらいますが、外れるたびに観客は罵
倒されます。しかも「当たり」は消えて状況は地獄となります。
合法的に相手を罵倒できる貴重なマジック。ちゃんとオチもあります。
巻末に過去の裏レク作品best5を載せました。お気に入りの珍作が入っているか、チェックしてください。
■商品内容・・・「裏」レクチャーノート10冊
2014年に開催された第一回マジックマーケットから2023年マジックマーケット秋まで、毎年一冊のペースで刊行を続けていきました。
約10年の歳月をかけて世に出された35の珍作をお楽しみ下さい。
〈収録内容〉
●Vol.1
・R-18スペリングトリック
いわゆるスペリングトリックですが、使うワードがほぼ全部ド下ネタです。
・〇〇のないアンビシャスカード
アンビシャスカードからある部分をなくしたら、まったく成立しなくなりました。
・変化しないはずなのに変化しちゃうカード
ある2つのテクニックを組み合わせると、カードは変化しないはずなのに、変化します。
●Vol.2(おまけつき)
・木曜サスペンスロケーション
「ウィスパリング・クイーン」のノリでクイーンに観客のカードを聞き出しますが、証言の食い違いが起こり、次第に事件は意外な展開をむかえます。
・1.75ドルアクロス
クォーター、ハーフダラー、ワンダラーの3種類のコインを使って、7回に渡る飛行現象を見せます。
・スナップアンビシャス
アンビシャスカードとカラーチェンジは受けるマジックの代名詞!ということでダメな方向に組み合わせてみました。
●Vol.3
・エニー?カード・アット・エニー?ナンバー
みんな大好きエニエニ。マーク、数字、枚数目、すべて観客に選んでもらいます。その枚数目から選んだカードが現れます。もちろんマジシャンはデックに触りません。唯一の欠点はまったく不思議じゃないことです。
・レベルマックスのカラーチェンジ
カラーチェンジを繰り返し見せていきますが、徐々に意味不明な方向に難しくなっていきます。
・観客が行うカード当て
マジシャンはすべて観客に指示をするだけで、カードが当たってしまいます。かなりビジュアルです。
・技法の時だけ〇〇になる手品
これはやばいです。それ以外に言いようがありません。
●Vol.4
・パーフェクトプラン
事前の打ち合わせのあと、観客が言ったカードが指定された枚数目から現れます。
・誰がなんと言おうとスリーカードトリック
3枚のカードのうち、一枚だけある赤いカードを消しますが、同時に違う現象が起こって、そっちの方が気になります。
年刊マジオン2017年号で発表した手順のマイナーチェンジ版です。特に、アディションの部分を改良しています。
・アッというマトリックス
コインを四角形に配置して、それぞれのコインの上にカードを被せます。強力なミスディレクションの後、コインは1箇所に集まります。
●Vol.5
・空耳マジック
なんと、マジック用語を1 個も言わないでカードを当てるマジックをします。
バラエティマジックショー「珍味」で演じられた屈指の迷作を、ブラッシュアップしました。
・袖マクレーン
袖をまくりますが、すぐ戻ってしまうのでマジックをやるどころではなくなります。
もしかしたら実用的かも知れません。
・全身で表現して当てるカード
何のカードが選ばれたのか分からなくて悩んでいると思いきや、悩んでるポーズがカードの名前を示しています。
・ガチでウケないパケットトリック
今までやってきた中で一回もウケたことがありません。逆に笑えてくるくらいです。
一応現象を書きますと、テーブルに裏向きのカードを置くたびに手元のカードも裏向きにひっくり返っていくというものです。
最後に裏向きのカードは別のカードに変化します
●Vol.6
・やまとなでしこ13変化
40枚のカードを使って13組のフォーオブアカインドを見せますが、どう考えても1枚が13回変化してます。ただ、演者はそれに一切触れず、ただ13組見せて終わります。演じるには広いスペースが必要です。
・1234
一番実用的な作品だと思います。A234の4枚のカードを好きに混ぜてもらいますが、一回カウントを行うと順番通りになります。
これを達成するためにものすごく覚えることが多いです。また、このために3種類カウントを作る羽目になりました。その方法も解説しています。
・ポムッとプロダクション
手のひらにカードがポムッと出ます。不思議さはありませんが、無駄にキレがあります。
・ピアノトリック台無しにしました
ピアノトリックを知っている方向けのトリックです。ある前提を一箇所だけ変更したことで見事にカオスになります。
●Vol.7
・誰でも鼻ティッシュ
両方の鼻の穴にティッシュを詰めます。観客が選んだほうの鼻からティッシュを吹き飛ばします。
長崎が産んだ変態みやもと氏のコマーシャルトリックを誰でもできるように方法論を考えてみました。
・カードtoヒューマン
カードが人になります。プロマジシャンのSORA氏との共作(凶作)です。
・ドラグスレイブ
ドラグスレイブの詠唱によってカードが当たります。
詠唱に隠された秘密に驚いてください。
・ACABV
観客が自由に選んでもらったカードで、あることをします。
この作品集の中で最も実演回数の多いトリックです。
●Vol.8
・過去改変プレディクション
予言マジックの最中に過去改変が発生しますが、予言は成立します。マジシャンと観客は世界線が変わったことに気が付きません。客席にいる観客たちが観測者となります。
・サムザベルホップ for ネモニカ
みんな大好きネモニカスタックを使った語呂合わせマジックです。ネモニカに組んであればいつでもできるで!
・不公平どっちどっちゲーム
マジシャンがどっちの手にコインを握っているのか、観客が当てます。観客がタネに気が付くまで何回でも繰り返せます。
・リフルフォース~余計な工夫を添えて~
これはオマケです。マジシャンに対してリフルフォースを行う時によくやっていたギャグです。マジシャン以外には絶対やらないでください。
●Vol.9
・ひっくり返るドラゴン
ドラゴンがひっくり返ります。完全即席で演じられます。ハンカチがあるとより完璧に演じられますが、道具が一切なくても演じられる方法についても紹介しています。
・スタイリッシュアピアリングラバーバンド
カッコよく輪ゴムを出します。カッコつけないと演じられない方法論を採用しているため、これをやろうと思ったらカッコつけなくてはいけません。お勧めのBGMも併せて紹介しています。
・ビンタして当てるカード
カード当てに失敗しますがビンタすると当たります。ビンタすることでカードが変わるようになっています。ビンタする相手は観客でも自分でも構いません。
・おまけ
紙面が余ったので「実際に使って受けたフレーズ」をいくつか載せました(例:お客さんに自由にカードを言ってもらったあとで「はぁ?」と言うとウケます)。使えるものもあると思います。
●Vol.10
・バニシング・フォックス
キツネが消えて意外な場所から現れます。
原案は浅田悠介さんです。裏レク全作品でTOP3に入る大珍作です。
・ウェポン・チェンジ
キングが持っている武器に異変が起こり、びっくりしたりしなかったりします。その後悲惨な事故が起こります。最後にカードが当たります。
和田義太郎さん原案の手順です。このために例の技法を習得する価値があります。
・罵倒モンテ
4 枚中1 枚だけある「当たり」のカードを追ってもらいますが、外れるたびに観客は罵
倒されます。しかも「当たり」は消えて状況は地獄となります。
合法的に相手を罵倒できる貴重なマジック。ちゃんとオチもあります。
巻末に過去の裏レク作品best5を載せました。お気に入りの珍作が入っているか、チェックしてください。
■商品内容・・・「裏」レクチャーノート10冊