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M-DECK (本)
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M-DECK (本)

2,299(税込)
製造元: K-MAGIC

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Mデック(Memorized DECK)は、計算でデック1組丸暗記するための解説書です。

デックを一組丸暗記するのは、かなり難しいことです。
私も一度、あるメモライズドデックを覚えたことがあります。
ずいぶん時間はかかりましたが、覚えることはできました。
しかし、そこから新たな難題が生まれたのです。
それは、覚えたことを忘れないように維持することでした。
常に覚えたことを確認しないとすぐに忘れてしまいます。
毎日のようにメモライズドデックに向き合わない限り維持するのはかなり大変です。
そこで、計算を使って、『上から何番目は何のカード、逆に、何のカードは上から何番目』がわかるようにすることはできないかと考えました。
いくつかの先例がありますが、計算が簡単なものは特殊な配列になっていて、表向きにスプレッドすると明らかに不自然です。
簡単に計算できるようにするには、ある程度配列を犠牲にしないといけないわけです。 

配列を犠牲にせず(ランダムに見えて)、計算でカードの名前、位置がわかるシステムがこのM-DECKです。

  『デックを表向きで広げても怪しいところが感じられない』 『複雑な計算がない』 この2点に注意しました。

この解説書を手にして、40分から1時間後には『上から何番目は何のカード、逆に、何のカードは上から何番目』といえるようになっていると思います。
 
「メモライズドデックを使ったお気に入りの手順があるのだが、デック一組丸暗記するのは、大変だ」という方にお勧めです。
 
◎計算は難しい?
計算自体は簡単です。
例えば、12+8=20 20÷4=5 程度です。
3秒から5秒で求まります。

◎配列はランダムに見える?
数値、スートともバラバラにしか見えません。

◎果たして、演技中に計算ができるのか?そんな余裕があるのか?
これは、手順でカバーできると思っています。
例えば、「では、最後にしっかりカードを混ぜて下さい。」と言ってデックを観客に渡し、5秒ほどシャフルしてもらっているうちに計算できます。

◎Kシステムとの違いは?
『Kシステムは、ボトムカードがわかれば、トップのカードがわかる。Mデックは、トップから何番目は何のカード(またはその逆)かがわかる。』という違いがあります。
Mデックでも、ボトムカードからトップのカードを知ることはできますが、2回計算をしないといけないので、正直ちょっときついものがあります。

◎手順はついているの?
はい、5つの強力な手順が付いています。
(ご注意 「Kシステム」の中から、「トライアングル」を再掲しています。)

◎サイモン・アーロンソンのDVDが他店で販売されていますが、Mデックのシステムで使えるの?
はい、使えます。ただし、ポーカーの手順だけが使えません。サイモン・アーロンソンの配列が必要になるからです。
 
作品紹介
◎一致するカード
 ケースに入った赤裏デックを観客に渡します。次に観客に1から52のうち好きな数を言ってもらいます。例えば21であったとします。それから演者は青裏デックをケースから取り出し、観客によく混ぜてもらいます。そして、1枚のカードを選んでもらい、裏向きのままテーブルに置いてもらいます。観客に赤裏デックをケースから取り出してもらい、トップからカードを数えてもらい、21番目のカードをテーブルに置いてもらいます。そして、先ほどの青裏のカードと同時に表向きにすると、見事2枚のカードは一致しています。

◎指紋認証システム
 4人の観客に手伝ってもらいます。演者はデックをテーブルに置き、後ろを向きます。「Aさん、デックの大体4分の1を持ち上げて下さい。ちょっとくらい多くても少なくても全然問題ありません。そのままカードは持っていて下さい。次にBさん、残りの大体3分の1くらいを持ち上げて下さい。Cさんは残りの半分を持ち上げて下さい。Dさんは残りのカードを全部持って下さい。では、みなさん、今お持ちになっているカードをよく混ぜて下さい。混ぜました?では、表を見ながら1枚のカードを選んでテーブルに置いて下さい。全員ですよ。今テーブルには4枚のカードがありますね?どなたかその4枚のカードも混ぜて下さい。」ここで演者は前を向きます。 「どのお客様が、どのカードを選んだのかこれから調べたいと思います。まず、このカードからです。カードに残っている指紋を見ます。なるほど・・・。みなさん、指を見せてくれますか?」演者はこのように、カードに残っている指紋と観客の指を見ることによって、4枚のカードがそれぞれ誰によって選ばれたのか当ててしまいます。

◎トライアングル

◎トライアングルII
 「バミューダトライアングルというのをご存知ですか?またの名を「魔の三角海域」と呼ばれています。アメリカのフロリダ、バミューダ諸島、プエルトリコを結んだ三角形の海域では、不思議なことが起きると以前からうわさになっています。今日はそんなトライアングル(三角形)のパワーをお見せします。デックをここに置きますね。私は後ろを向きます。では、Aさん、カードを3分の1くらい持ち上げて、手に持っている一番下のカードをこっそり見て下さい。見ましたか?では、持っているカードをよく混ぜて、その後ご自分のポケットにカードを全部入れて下さい。次にBさん、同じように半分くらいカードを持ち上げて手に持っている一番下のカードを見て下さい。見ました?では、持っているカードをよく混ぜて、その後カードケースにカードを入れて下さい。ふたもして下さい。今、テーブルには3分の1くらいカードが残っていますね。それもよく混ぜて下さい。終わりましたか?」ここで演者は前を向きます。 「今よく混ぜてもらったカードの一番上のカードをここに置いて下さい。次のカードはここに、そして、次のカードはここです。(3枚のカードが三角形の各頂点になるように置いてもらいます。)この3枚のカードが、フロリダ、バミューダ諸島、プエルトリコを表しているとします。残りのカードも1枚ずつこの3枚の上に置いて下さい。順番は気にしなくて結構です。では、Bさんが覚えたカードが入っているケースをこの三角形の真ん中に置いて下さい。トライアングルパワーでBさんのカードがわかってきました。そのカードは○○です。」ずばりBさんのカードを当ててしまいます。 「これがトライアングルパワーです。」Bさんにカードケースからカードを全部取り出してもらいます。そして、それらのカードを再び先ほどの三角形の各頂点に重ねて置いてもらいます。「Aさん、ポケットに覚えたカードが他のカードと一緒に入っていますね?手のひらをこの三角形の真ん中に置いて下さい。トライアングルパワーであなたのカードがわかってきました。そのカードは○○です。」再度観客のカードを当ててしまいます。
 
◎後ろ向きのままで
 演者はテーブルにデックを置いて後ろ向きになります。「カードを半分くらい持ち上げて、手に持っている一番下のカードを見て下さい。見ましたか?では、カードを元に戻して下さい。デックを持って、一枚ずつカードを並べて、7つの山を作って下さい。それから、7つの山を一つずつ見て、先ほど選んだカードを探して下さい。ありましたか?右から何番目の山にありましたか?2番目ですか?私は、最初からずっと後ろを向いています。そうですね?でも、あなたが選んだカードがわかってきました。そのカードは・・・。」この不可能な状態で見事演者は観客のカードを当ててしまいます。

■商品内容・・・冊子