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K-SYSTEM (本)

K-SYSTEM (本)

2,299(税込)
製造元: K-MAGIC

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Kシステムとは?
カードをある規則で並べたデックをシステムデックと言います。
有名なシステム(規則)にサイ・ステビンズ・システムがあります。
しかし、このシステムには赤いカードと黒いカードが交互に並ぶという欠点があります。
Kシステムはこれを見事解消しました。
  Kシステムなら、スプレッドしても大丈夫です。スーツに関して規則性があるようには見えません。ブレイクスルー・カード・システムのような計算も不要です。
  この解説書を手にすれば、5分後にはKシステムが使えるようになっているでしょう。

〈冊子の内容〉
・Kシステム
・カットについて
・ピーク(盗み見)
・マークトデックとシステムデック
・複数のマークを組み合わせる
・システムをどんなときに使うか
・Kシステムデックを使ったカードマジック
・マークトデックの作成
システムデックを扱うときの注意点、ボトムピークの方法、マークトデックとの組み合わせなど、内容は大変充実しています。
マークトデックをお持ちでない方のために、マークトデックの作成方法も載せています。
 
〈作品〉
◎ポケットのカード
演者はデックを広げてカードがよく混ざっていることを示します。
そのデックを観客に手渡して演者は後ろを向きます。
そして、カットを数回してもらいます。
トップのカードを取って見ないで右ポケットに入れてもらいます。
さらに次のカード(今トップになっているカード)を取り上げて、これも見ないで左ポケットに入れてもらいます。
演者はここで前を向き、残りのデックをカードケースに入れて、ケースを閉じて観客に渡します。
この状態で、ポケットに入れた2枚のカードを当ててしまいます。

◎ジョーカーは知っている
テーブルにデックを置いて演者は後ろを向きます。
そして、カットを数回してもらいます。
トップカードを取ってもらい、ポケットに入れてもらいます。
演者は観客の方を向きます。
「デックからジョーカーを抜き出してもらえませんか?」と言って、ジョーカーを取り出してもらいます。
「このジョーカーを選んだカードと同じポケットに入れて下さい。入れましたか?今ジョーカーがあなたのカードを覚えているところです。はい、ではジョーカーを取り出して下さい。」演者はジョーカーを耳もとに当てて、何のカードだったのか聞き、観客のカードを当ててしまいます。

◎ひっくり返したカード
観客にデックを手渡して演者は後ろを向きます。
そして、カットを数回してもらいます。
トップのカードを取って、よく覚えてもらいます。
そのカードをひっくり返して、デックの中ほどに差し込んでもらいます。
演者は観客の方を向き、ひっくり返したカードを見事当ててしまいます。

◎究極のカード当て
観客にデックを渡し、シャフルをしてもらいます。
演者は後ろを向き、「デックをカットして下さい。そして、トップのカードを見ないでポケットに入れて下さい。」ここで、演者は前を向きます。
演者はデックをカードケースに入れて、これもポケットに入れてもらいます。
この不可能な状態で演者は観客のカードを当ててしまうのです。

◎向かい合ったカード
演者はデックをテーブルに置きます。
「ハンカチをお持ちですか?はい、広げてデックの上にかけて下さい。ハンカチの中に手を入れてデックをカットして下さい。今度は、デックの上半分を持ち上げて下さい。そして、下半分のデック全部をひっくり返して下さい。ひっくり返しました?では、そこに上半分を載せて、デックをそろえて下さい。いいですか?はい、ではハンカチを除けて下さい。今デックは上半分は裏向きに、下半分は表向きになっていますので、真ん中あたりで2枚のカードが向かい合っています。でも、その2枚のカードは、私はもちろん、あなたもわからないはずです。さらに私がテクニックなどを使って見てしまわないように、この輪ゴムでデックを巻いて下さい。」
演者はこの状態で、2枚の向かい合ったカードを当ててしまいます。

◎封筒の透視
黒と白の2枚の封筒と1つのデックをテーブルに置いて、演者は後ろを向きます。
「Aさん、デックをカットして下さい。いいですか?では、カードを4分の1ほど持ち上げて、それを黒の封筒に入れて下さい。入れたら封をして下さい。次にBさん、また、カードを4分の1ほど持ち上げて、白の封筒に入れて封をして下さい。終わりました?」ここで、演者は前を向きます。
封筒の上に手をかざし、読み取るようなしぐさをします。
「それぞれの封筒に入ったカードの一番下のカードの名前がわかりました。」
そう言って、見事それぞれの封筒のボトムのカードを当ててしまうのです。

◎ダブルショック
デックを2つに分けて、2人の観客の前にそれぞれ置きます。
演者は後ろを向き、「お二人ともご自分の前にあるデックをカットして下さい。念のためもう一度カットして下さい。カードの上半分を持ち上げて、胸に押し当てて下さい。そして、こっそりボトムのカードを見て下さい。覚えましたか?では、よくシャフルをして下さい。お二人のカードを合わせて1組にして、さらにシャフルをして下さい。それをポケットに入れて下さい。」
演者はここで前を向きます。
この不可能な状態で二人の観客が覚えたカードを当ててしまいます。

◎読心術
テーブルにデックを置きます。
演者は後ろを向きます。
デックの上半分を持ち上げてもらい、そのボトムカードを見てもらいます。
そのあと、持ち上げたカード全部をよくシャフルしてもらい、胸に当ててしっかりと持ってもらいます。
テーブルに残っているカードは他の観客に手伝ってもらいすべてカードケースに入れてもらいます。
ここで、演者は観客の方を向きます。
胸に当てているカードを全部受け取り、1枚ずつ観客の方に表を見せながら、「カードを見ているあなたの目を私は見ているのです。目は口ほどにものを言いと言いますからね。」
決して、演者はカードの表を見ません。
すべてのカードを観客に見せたら、演者はメモ用紙を取り出し、何かを書きます。
ここで、初めて観客にカードの名前を聞きます。
メモ用紙を見せると、そのカードの名前が書かれてあります。

◎トライアングル
 「バミューダトライアングルというのをご存知ですか?またの名を「魔の三角海域」と呼ばれています。アメリカのフロリダ、バミューダ諸島、プエルトリコを結んだ三角形の海域では、不思議なことが起きると以前からうわさになっています。今日はそんなトライアングル(三角形)のパワーをお見せします。
デックをここに置きますね。私は後ろを向きます。では、カードを半分くらい持ち上げて、手に持っている一番下のカードをこっそり見て下さい。見ましたか?では、持っているカードをよく混ぜて、その後カードケースにカードを入れて下さい。ふたもして下さい。今、テーブルには下半分のカードが残っていますね。それもよく混ぜて下さい。終わりましたか?」ここで演者は前を向きます。
 「今よく混ぜてもらったカードの一番上のカードをここに置いて下さい。次のカードはここに、そして、次のカードはここです。(3枚のカードが三角形の各頂点になるように置いてもらいます。)この3枚のカードが、フロリダ、バミューダ諸島、プエルトリコを表しているとします。残りのカードも1枚ずつこの3枚の上に置いて下さい。順番は気にしなくて結構です。では、最後にあたなが覚えたカードが入っているケースをこの三角形の真ん中に置いて下さい。トライアングルパワーであなたのカードがわかってきました。」
演者はメモ用紙を取り出し、何かを書きます。
ここで、初めて観客にカードの名前を聞きます。
メモ用紙を見せると、そのカードの名前が書かれてあります。

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