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TAMA氏2023年最新作です。
海外の商品で頻繁に出てくるエニーナンバーカードですが、一味違います。
~ふじいあきら氏~
長くマジックをやっていますが、今でも数年に一度くらいの頻度で、結果を知る前に「イヤな予感」がしてそれが現実になるという完全に「引っ掛かる」良いマジックに出会う事があります。
その1番最近の作品がTAMA氏のHit the nailです。
現象はエニーナンバーカードですが、無駄のない構成、無理のないハンドリング、違和感のない解決策。強烈な現象とは裏腹にレギュラーデックで100%準備なく演じられます。つまりシャッフルしてからでも始められますし、借りたデックでも演じられるのです!
となると覚える事が多いのかな?と思ったみなさん安心して下さい。覚える事はほとんどありません!一般的なカードトリックと同じくらいです。
ここまで無駄のないエニーナンバーカードは僕の知る限り初めてです。
責任を持って強くオススメします!
~佐藤喜義氏~
「エニー・カード,エニー・ナンバー」風な作品を創りたかった」と、作者(たま氏)から聴いた事がありましたが、まさに厳格な定義は抜きにしてもそのプロットからの派生作品として充分すぎるほどの不思議さを兼ね備えている作品となっております。
私はこの作品を彼がハンドリングの模索中の段階で、半年間に3〜4回ほど違う形として見せてもらいましたが、演技として最後は動画で見せてもらいました。動画ですので、数回繰り返し見る事ができ、やっと作品の全体を把握して分かったような錯覚に陥ってしまいました。
しかし、その後正式にやり方の秘密を知った時はまるで見えていない部分の巧妙さを知ってあらためて愕然としました。
さて、この作品はゆっくり流れるハンドリングの所々に巧妙さを隠れているのですが、あなたはそれを感じる余地もなく演技を見つめ続けて結末を迎えます。さて、あなたはそんな場面でマジックを客として見ていたいですか?
いやいや、あなたはマジシャンとして、この不思議すぎるカード・マジックを是非こんな場面で演じてみることをオススメします。
動画をご覧のように、相手の選ばれたカードが、選ばれた枚数目、どちらも的中するのです。
特筆する部分は、枚数目も、カードも先に演者が書き記しています。
まさに、2人のカードで行う、エニーカード・エニーナンバーを実現しているのです。
準備もいらず、ペンと紙とトランプがあればいつでも演技可能です。
2022年秋、最初見せられたときには完全にド肝を抜かれました。
全くもって、偶然としか言いようがないくらい不思議でたまりませんでした。
その後幾度となく見せていただきましたが、皆目見当がつきませんでした。(庄司)
TAMA氏のこだわりは、ノーマルデックを相手にシャッフルして始める事、紙に記すのは、演者が先に!この事2点を実現したくて、アイディアを構築して作品に至ったようです。(この着眼点もさすがです)
最初の段階でもかなりのクオリティーでしたが、その後幾人かのマジシャンのアイディアを加え、よりフェアーに、更に不可能な状況を作り出すのに成功されました。
そして最終形は演者はカードの表面一切見ないで、この現象を達成することに成功しています。
そして更に特筆したいのは、これがなんのスキルもなく実現できることにあります。もっと踏み込んで言えば、頭もそんなに必要ありません。
一見複雑そうですが原理を理解できれば、納得いくことと思います。
もちろんある程度慣れは必要ですが、そこそこのパフォーマーであれば、すぐに、理解出来、演技出来ると確信しています。
すべてが合理的に考えられていますので、怪しい箇所はすべて払拭されていますし、細部まで配慮がされておりますので、解説部分を見ながら膝を叩いて楽しめることとお思います。
是非この機会に購入よろしくお願いいたします。
■商品内容・・・DVD