演技準備は必要なく、パケットを取りだせばそのまますぐに演じられます。
3つのトリックを連続して演じることも可能ですしそれぞれを別途演じることもできます。
多少テクニックを使用するボーナスエフェクトも!
子供にどんなマジックをする?
僕自身は、あまり子供相手になれてないように見えるようで(笑) 友人からも「洋介は何をするの?」などと聞かれることも多いです。
ただ、実際の所はあまりトリックそのものを変更することはなく分かりやすく演じ方を変えるくらいです。
特に子供相手の時に意識することは、分かりやすくて、参加してもらえるものを演じるという事が多いと思いますが、そうなってくるとカードのトリックは外しがちになってくるかと思います。
単に1枚を選んでもらい、そこにサインをしてもらうのを子供にしてもらい、後は普通に進んでいくというのも手かとは思いますが、より分かりやすくするために可愛らしい動物の絵のカードを使ってみてはいかがでしょう?
アニマルカードという52枚ワンセットでの動物のカードのみで出来ているデックがあります。
絵のタッチも統一されていて、子供だけでなく大人を相手にしても十分に効果は見込めるものです。
ただ、付属の動画は子供向けのトリックを解説しているわけでは無く、ちょっともったいない感じがあります。
もっと簡単で子供にも手伝ってもらえるような、そんなトリックが出来ないものかと思って、コンテンツにまとめてみました。
基本的なコンテンツとしては、3つのトリックで出来ている一連の手順になっています。
そして、その中で難しいカードのコントロールも無ければ常にカードを観客に混ぜてもらって大丈夫になっています。
つまりは子供に仕事をしてもらうことも可能になります。
恐らく、子供にとっては自分のやっている仕事の意味を正確に理解をすることはないとは思うのですが、周りで見ている大人が最終的に驚くリアクションをするので、そこで満足を得られるという部分もあるでしょう。
そして、トリックは全てパケットレベルで完結しています。
そのために持ち運ぶものも最小限で、小さな封筒に全て入り演技前の事前準備はほぼいりません。
付属のカードを取りだせば、すぐに演技が可能です。
さらに、少々テクニックを使う手順もボーナスとして解説。
もちろん、逆に普通のカードで演じることもできる手順ですので(元々普通のカードで演じる手順で発表されている物ですので)覚えておくと、色々と便利だと思います。
つまり、このパケットを持ち歩いていれば、5つの手順をすぐに演じられ、それらは通常のデックでも演じることが可能です。
トリックに関して、メインの3つの手順ですが
1つ目は5匹の中で相手の選んだものが、すぐにわかるもの。
2つ目は7匹の中から、相手の自由に決めた動物の名前で見つけ出すもの。
最後はパケット全体で、よく混ぜてもらった後に予言が一致するもの。
最後の予言のトリック用に、同じ動物のカードもお付けします。
これは、通常のデックなら2デック買わないとできないもので、このトリック用に少々カードに加工をしてありますので、ほぼテクニックいらずで不思議な予言が達成できます。
各段ごとによく混ぜてもらうことも可能ですし、つなげて演じずに特定の段だけ演じることもできますので、状況によって手順の長さを変化させることも可能です。
更に、ボーナス手順の2つですが、1つは選んだ動物が消えてしまい、そのカードが再度現れおまじないでひっくり返るという非常にビジュアルな現象が連続的に起こります。
そしてもう1つは2人の観客にカードを覚えてもらい、同タイミングで覚えた動物が現れるというものです。
これは2人の観客に正確に指示を伝えないといけないという点においては、少々慣れが必要になる物ですが、基本の原理は数理ですので確実に起こります。
解説しているトリックのほとんどは数理を原理にしていますので、正確に操作ができれば必ず現象が起こりますので、カードマジックに慣れてない方でも大丈夫です。
また、もともとこのアニマルカードに仕掛けがされていますので、それを利用してカードマジックのテクニックを使わずに済むようにしてあります。
もちろん、テクニックがある方は、解説通りではなく、自分の楽なように変えて演じていたいていいでしょう。
元々のデックには、犬が4枚、猫が4枚入っていて、これらを利用してマジックを演じることも可能です。
ただ、これらの4枚は種類が同じというだけでデザインは異なりますので、同じ種類の動物が集まったなどと表現したくても、初見のお客さんには絵柄が一致しているわけでは無いので、すぐに認識できない可能性もあります。
カードをよく見て、そこから種類を理解して、ようやく意味が分かるという、現象が行渡るまでに時間がかかってしまう場合があります。
それとは逆に、絵柄は異なるのですが表現しようとすると似てしまう図柄もあります。
例えば、ヒツジとヤギの絵であったりイルカとクジラとサメなどは海洋動物でスタイルが似ていたり、ヒヨコとニワトリでイメージが似てしまったり、シロクマとマレーグマのようなものがあって表現しにくかったり。
また、カバとサイが似ているので分けてあったりします。
小さな事とお思いかもしれませんが、実際に一般の人の前で演技してみると、すぐに答えが出てこない(動物の名前が出てこない)という状況は一気に空気が冷えて、テンションが下がりウケが取れる状態ではなくなります。
お届けするパケットの絵柄はそれぞれにセットは異なるものになりますが、こういったある意味で「似たもの」は被らないようにしながらパケットに組んでいますので、ご安心ください。
観客に「動物は何でした?」と聞いた時に混乱するような組み合わせにはしていません。
(「タツノオトシゴ」が思い浮かばない、とかはしょうがないです(笑))
■商品内容・・・使用するパケットと予言のカード合計が14枚、解説DVD