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ゆうきとものライジングカード・ルーティーン

ゆうきとものライジングカード・ルーティーン

4,620(税込)
製造元: mML

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連続したルーティーンで魅せる、実用的ライジングカード!
ボーナス手順も、独自のライジングカード!ライジング三昧!

実践で「使える」ライジングカードを求めてゆうきとも氏が構成した手順です。
きっと皆様のお役に立てるものと思います。

【本編手順】
デックから2人の観客に1枚ずつカードを選んでもらいます。
2枚を覚えてもらったら、デックの中に混ぜてしまいます。
おまじないをかけると、デックから1枚のカードがせりあがってきます。
抜き取って示すと、それが間違いなく1人目の観客のカードです。

続いて今度は、デックをカードケースの中にしまってしまいます。
一番上や一番下に選ばれたカードがないことを確認した上で、ケースの口を上に向けてデックを立てて構えると、また1枚のカードが中からゆっくりとせりあがってきます。
観客とのやり取りの中、そのカードは間違いだったとあがってきたカードはいったん元通りに沈んでいき、客席からは笑いがこぼれます。
おまじないをかけなおすと、また別のカードが1枚あがってきて、それが2人目の観客のカードです。

【ボーナスルーティーン】
なお、以上の本編手順とは別に「ボーナス」として、レギュラーデックで行える、フォーオブアカインドを絡めたライジングカード・アクトも解説しています。
こちらも秀逸な手順となっています。


本編手順の核となる部分は、カードケースにしまった状態からのライジングでしょう。
この「ケースからのライジング」は、デックに直接手を触れられないようアイソレイトされた状況下で現象が起こりますから、とても不思議に見えます。
あがるだけでなく逆にさがる動きも、コミカルで面白く、なおかつ不思議です。
この「さがる動き」がきれいにできるタイプのライジングカードは比較的珍しいもので、他のいくつかのメジャーな方法ではあまり実現できない現象となっています。
このパートがあることによって、このマジックは不思議さだけでなく笑いの要素を取り込み、演技の幅を広げる効果をもたらしています。
(コメディが嫌いな方は、このパートを飛ばして演じることもできます。)

なお、そもそもこの「ケースからのライジング」というテーマ自体、おそらくレギュラーの世界では表現しづらいもので、今回のトリックでもギミックを活用しています。
ですがギミックといっても有名なデバノ式などのようなメカニカルなものでもなければ、糸やゴムを使用する類のものでもありません。
どちらかというと「補助的なギミック」であり、基本原理としては極めて単純です。
が、そのシンプルな中にも、機構・構造的に多少凝っている部分が組み込まれていますので、その手のものがお好きな方も楽しめると思います。
なにげない、ちょっとした「あらため」がものすごく効いているのです。

このライジングカードは「メカや糸・ゴムなどでない」と申し上げましたが、動力としては基本的に「手動」です。
もちろん利点と欠点は色々なタイプで裏腹に存在しますが、手動であるがゆえに故障や不調の心配がなく、また動作のスピードやタイミングなどが確実に演者の意図通りにコントロールできます。
特にケースからのライジングは手を触れられないためか結構メカニカルな動きのようにも見えるところが良いところですが、それも含めて、すべて完全に演者のコントロール下にあります。

使用しているデックは実質レギュラーと言ってよく、それで他のカードマジックを普通にいろいろと演じることが可能です。
このライジングカードはトリネタ足りうるインパクトがありますが、手順のオープニングでも中盤でもクライマックスでも、好きなときにいつでも演じることができます。
普段からこのギミックを装備していても、全く邪魔にはなりません。
他のマジックとあまりバッティングしないため演技に組み込みやすい点や、通常のレギュラーデックを持ち歩くのとあまり変わらない感覚で取り扱えるのが、とても実用的・実践的です。

リセット不要で即時リピータブル、これはプロユースにも最適な特徴です。
角度などもさほど厳しくなく、技術的には全く難しくはありませんので、どなたにでもお勧めできます。

ボーナスルーティーンも含め、ゆうき氏がこれまで発表してきたサトルティなどがふんだんに盛り込まれ、手順化することでさらに有効に効果を発揮するように構成されています。
まさに「ゆうきタッチのライジングカード」の集大成といった趣のあるトリックとなっています。

■商品内容・・・バイシクル赤裏デック、ギミック、解説DVD