mMLプリゼンツ!新作パケットは、実用的メッセージトリック!
ジャズエーセスが終わった後に…!?ボーナストリックも併録!
「操作性を重視しての今回の構成とハンドリングですね。
クライマックスへの移行も含めて技術的にも易しく流れるようなハンドリングになっています。
とても良い作品ですね。」
- 佐藤 喜義
茘枝(らいち)氏との共著「L.A.」 というレクチャーノートでマジック界に鮮烈なデビューを果たした青山健一氏。
その氏に、とっておきのパケット作品を提供していただきました。
ピーター・ケインのジャズ・エーセス を母体とし、そのエンディングに予想外のクライマックスを付加したトリックです。
そもそも原案のジャズ・エーセス自体は大変な名作であり、ワン・アヘッドという優れた原理をシンプルに活用した
クラシカルでスマートな作品です。
その唯一「弱点」と言えなくもないのが、シンプルな現象の繰り返しで不思議さはあるもののさほど起伏がなく、特に結末にオチらしいオチがないので、演技者の力量によってクライマックス感を演出しないとやや盛り上がりに欠ける、といったところ。
むしろこの淡白な味わいがジャズエーセスの持ち味といっても良いくらいなのですが、実際演じてみると、初心者の方にはやや「終わりづらい」感じがあるかもしれません。
その点、今回の「Endroll JAZZ」の結末は明白過ぎるほどの明確なクライマックスであり、もしこれで「終わりづらい」と感じる方がいたとしたら何か根本的に問題を抱えているとしか思えません。
この点において、演じやすく改良されたジャズ・エーセス、といってよいでしょう。
演じやすさに関しては、技術的にもさほど難しいテクニックは使用せず、一般的なカウント技法等で行えます。
ある程度の基礎知識のある、通常のカードマジックファンの方であれば、比較的すぐに演じられる実践的なトリックとなっています。
■Endroll JAZZ
4枚のエースと、4枚のブランクカード(表が白いカード)を使います。
エースを卓上に広げて並べます。
リーダーのエースの元に、1枚のブランクカードを伏せて置き、残り3枚のブランクの中に1枚のエースを混ぜ込むと、なぜかエースは消失!?
4枚のブランクカードとなってしまいます。
リーダーカードの元に置いたカードを見ると、そちらにエースが移ってきています。
この現象が3回繰り返され、すべてのエースがリーダーの下に集まります。
ここまでは通常のジャズ・エーセスの流れですが、最後に、マジシャンは4枚の白いカードにおまじないをかけると、なぜか「お」「し」「ま」「い」とカードにメッセージが浮き出てきます!
■ボーナストリック:Intro WILD
4枚のブランクカード(表が白いカード)を示します。
おまじないをかけるたびに、1枚ずつ順に文字が現れていき、メッセージが形作られます。
なお、青山氏(原案者)は「あ」「お」「や」「ま」と現していき自己紹介用のマジックとして演じています。
シンプルでダイレクトなメッセージトリック。
いずれの作品も、クライマックスに4枚のカードに現れるメッセージは自由に差し替え可能。
プロパガンダであろうが、愛の告白であろうが、提言であろうが遺言であろうが、何でも好きなものを出すことができます。
イラストを描いたりして、ストーリー的なマジックに演出することもできるでしょう。
いろいろと工夫して楽しんでください。
ところでジャズ・エーセスの構造を分析するに、「4枚の関係のないカード」を使う表向き(現象上)の意味や理由が
本質的にはきわめて希薄であるといえます。
3枚のカードにエースを1枚混ぜると消える、というのも、伝統的なフォアエースのイメージによってなんとなく正当化されているだけな気がします。
今回の作品では、その「関係ないカード」に対して、最後に現象が起こります。
主役側(エース)でなく、関係ないカードが変化する、という展開にも是非があろうかと思いますが、意外なだけではなく、「関係ない」と思われていたカードに意味を持たせる流れとなっていて、形式上、使用した「すべてのカード」に現象が起こったという話となりますので、バランスが取れています。
また、ジャズ・エーセスの原案に関しては「エキストラカードを使用せずに行っているところがクリーンだ」という評価のされ方をする場合がありますが、本作に関しては、逆に「エキストラカードを使用することによってクリーンさを作り出している」部分があります。
前段のジャズ・エーセスのパートも、ハンドリング的に工夫が凝らされていて、研究し甲斐がある内容となっています。
クリーンで説得力の高いジャズ・エーセスを、お楽しみください。
ボーナストリック「Intro WILD」を収録しているのみならず、「Endroll JAZZ」に関するハンドリングバリエーションも紹介していますので、たっぷりと楽しめます。
なお「Endroll JAZZ」は、ブランクカードのパケットを別途持ち歩いて、レギュラーデックからエースを抜き出して演じるのが自然ということで、そのように構成しています。
デック側には一切セットがありませんので、その点でも実用的です。
バイシクルのレギュラーデックを各自ご用意ください。
なお、パケットは青裏用と赤裏用を両方添付しています。
文字は、各自で書き込んでお使いいただく形となります。
■商品内容・・・実演・解説DVD(日本語)、必要なブランクカードの特殊パケット2組(青裏・赤裏)、パケットケース
※バイシクルのレギュラーデックを別途ご用意ください。
ジャズエーセスが終わった後に…!?ボーナストリックも併録!
「操作性を重視しての今回の構成とハンドリングですね。
クライマックスへの移行も含めて技術的にも易しく流れるようなハンドリングになっています。
とても良い作品ですね。」
- 佐藤 喜義
茘枝(らいち)氏との共著「L.A.」 というレクチャーノートでマジック界に鮮烈なデビューを果たした青山健一氏。
その氏に、とっておきのパケット作品を提供していただきました。
ピーター・ケインのジャズ・エーセス を母体とし、そのエンディングに予想外のクライマックスを付加したトリックです。
そもそも原案のジャズ・エーセス自体は大変な名作であり、ワン・アヘッドという優れた原理をシンプルに活用した
クラシカルでスマートな作品です。
その唯一「弱点」と言えなくもないのが、シンプルな現象の繰り返しで不思議さはあるもののさほど起伏がなく、特に結末にオチらしいオチがないので、演技者の力量によってクライマックス感を演出しないとやや盛り上がりに欠ける、といったところ。
むしろこの淡白な味わいがジャズエーセスの持ち味といっても良いくらいなのですが、実際演じてみると、初心者の方にはやや「終わりづらい」感じがあるかもしれません。
その点、今回の「Endroll JAZZ」の結末は明白過ぎるほどの明確なクライマックスであり、もしこれで「終わりづらい」と感じる方がいたとしたら何か根本的に問題を抱えているとしか思えません。
この点において、演じやすく改良されたジャズ・エーセス、といってよいでしょう。
演じやすさに関しては、技術的にもさほど難しいテクニックは使用せず、一般的なカウント技法等で行えます。
ある程度の基礎知識のある、通常のカードマジックファンの方であれば、比較的すぐに演じられる実践的なトリックとなっています。
■Endroll JAZZ
4枚のエースと、4枚のブランクカード(表が白いカード)を使います。
エースを卓上に広げて並べます。
リーダーのエースの元に、1枚のブランクカードを伏せて置き、残り3枚のブランクの中に1枚のエースを混ぜ込むと、なぜかエースは消失!?
4枚のブランクカードとなってしまいます。
リーダーカードの元に置いたカードを見ると、そちらにエースが移ってきています。
この現象が3回繰り返され、すべてのエースがリーダーの下に集まります。
ここまでは通常のジャズ・エーセスの流れですが、最後に、マジシャンは4枚の白いカードにおまじないをかけると、なぜか「お」「し」「ま」「い」とカードにメッセージが浮き出てきます!
■ボーナストリック:Intro WILD
4枚のブランクカード(表が白いカード)を示します。
おまじないをかけるたびに、1枚ずつ順に文字が現れていき、メッセージが形作られます。
なお、青山氏(原案者)は「あ」「お」「や」「ま」と現していき自己紹介用のマジックとして演じています。
シンプルでダイレクトなメッセージトリック。
いずれの作品も、クライマックスに4枚のカードに現れるメッセージは自由に差し替え可能。
プロパガンダであろうが、愛の告白であろうが、提言であろうが遺言であろうが、何でも好きなものを出すことができます。
イラストを描いたりして、ストーリー的なマジックに演出することもできるでしょう。
いろいろと工夫して楽しんでください。
ところでジャズ・エーセスの構造を分析するに、「4枚の関係のないカード」を使う表向き(現象上)の意味や理由が
本質的にはきわめて希薄であるといえます。
3枚のカードにエースを1枚混ぜると消える、というのも、伝統的なフォアエースのイメージによってなんとなく正当化されているだけな気がします。
今回の作品では、その「関係ないカード」に対して、最後に現象が起こります。
主役側(エース)でなく、関係ないカードが変化する、という展開にも是非があろうかと思いますが、意外なだけではなく、「関係ない」と思われていたカードに意味を持たせる流れとなっていて、形式上、使用した「すべてのカード」に現象が起こったという話となりますので、バランスが取れています。
また、ジャズ・エーセスの原案に関しては「エキストラカードを使用せずに行っているところがクリーンだ」という評価のされ方をする場合がありますが、本作に関しては、逆に「エキストラカードを使用することによってクリーンさを作り出している」部分があります。
前段のジャズ・エーセスのパートも、ハンドリング的に工夫が凝らされていて、研究し甲斐がある内容となっています。
クリーンで説得力の高いジャズ・エーセスを、お楽しみください。
ボーナストリック「Intro WILD」を収録しているのみならず、「Endroll JAZZ」に関するハンドリングバリエーションも紹介していますので、たっぷりと楽しめます。
なお「Endroll JAZZ」は、ブランクカードのパケットを別途持ち歩いて、レギュラーデックからエースを抜き出して演じるのが自然ということで、そのように構成しています。
デック側には一切セットがありませんので、その点でも実用的です。
バイシクルのレギュラーデックを各自ご用意ください。
なお、パケットは青裏用と赤裏用を両方添付しています。
文字は、各自で書き込んでお使いいただく形となります。
■商品内容・・・実演・解説DVD(日本語)、必要なブランクカードの特殊パケット2組(青裏・赤裏)、パケットケース
※バイシクルのレギュラーデックを別途ご用意ください。