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ブランク・サプライズ byゆうきとも

ブランク・サプライズ byゆうきとも

3,080(税込)
製造元: mML

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¥3,135(税込)

追加 お得なブランクフェイス赤

¥4,125(税込)

×印が教えてくれる!ゆうきとも考案の実践的カードマジック!
ロジカルで理知的に構成された、コンセプチュアル・パケット!

オプションとして、追加手順もすぐに演じられる、お得な「ブランクデック付きセット」もお選びいただけます。
ぜひご利用ください。

デックから、観客に1枚のカードを選んでもらいます。
マジシャンは、両面真っ白のカードを4枚示し、それで選んだカードを当ててみせる、と言います。
まずカードの裏模様が現れ、そして表も現れて、フォーオブアカインドの4枚が揃います。
数字は観客の選んだカードと同じで、これで数字が当たったことになります。
さらに、4枚のうちの1枚に、裏面に大きな×印が現れて、そのカードのマークが選ばれたカードと一致。
これでマークも特定されました。
カード当ての大役を終えた4枚のカードたちは、あっという間に元通り、白いカードに戻ってしまいます。

「カード当て」×「パケットトリック」。
この掛け合わせ自体は比較的良くあるパターンの1つともいえますが、本作ほど
うまく「はまった」形を作り出したものはそうそうないでしょう。
とってつけたような印象で「とりあえずカードが当たりましたよ」的なマジックも多いのです。
何かの言い訳やアリバイ工作なのか、無理やりカード当ての形に持っていって、
「まあ当たったから結果オーライっしょ!」みたいな作品を何度見せられたことか。

今回の作品は、違います。
演出と現象が見事に「有機的」に絡み合っています。
カードを「当てる」大目的の元、起こる現象にすべて明確な意味が付与されているのです。
意味があるからこそわかりやすく、伝わりやすい。
意味があるからこそ、強いのです。
おそらく一般的なマジックファンの方にとっては、この「意義付けされたマジック」は
大きな助けとして働くはず。
さほどの演技力がなくても、観客に「やりたいこと」が伝わりやすい、と言うのは
きわめて有利なアドバンテージです。

起承転結のメリハリがはっきりしているところもポイントです。
最初に来る現象展開は、4枚の「白紙」に両面とも印刷される、という流れ。
変化率が激しく、鮮やかで派手な現象です。
通常だと、これがクライマックスだと言ってよいほどのインパクトです。

だからこそ、それに続く「転」の部分が効果的なのです。
裏に×印が現れる、というのは現象としては風変わりで、あまり見ないパターンです。
そもそも×印が書かれたカードの存在自体が奇妙なのです。普通にはありえません。
そして、直前の現象の驚きが大きいため、観客はこの展開を予想していません。
(マニア的な意味でも、4枚がすべて変化した現象で、まだ「面が残っている」とは
思っていないでしょうが…)
この部分は、前段に比べると、たった1枚の変化に過ぎないのですが、
前段をしのぐほどの反応が得られる箇所です。

そしてクライマックスで「元の白い紙に戻る」という流れ。
これもハッとするほどビジュアルで、鮮やかです。
そこまでの「印刷される現象」に信憑性があるので、これ自体、意外な驚きがあります。
加えて、「元に戻って終わる」というフレームワーク効果であるとか(一周して輪を閉じる)、「すべてが無に帰す」という点で寂莫感や無常感をも感じさせる現象です。
起承転結の「結」にふさわしいエンディングだと思います。

個人的には、映画でいえば、流れ者の主人公が町で「一仕事」終えてまた旅立っていく、そんな画が頭をよぎったほどです。

手法面は、とても安定感があり、実践的です。
(ゆうき氏からすると普段どおりの通常運転かも知れませんが)
無理なく無駄なく、合理的。
エルムズレイカウント程度のスキルレベルで実演可能です。
また、演技後リセットされていますから、プロユースにも最適です。

なお、ゆうき氏は、カードを選ばせるデック側にはたいしたセットが要らないようにして用意したパケットとレギュラーデックさえ手元にあればいつでも演じられる身軽さを
考慮して手順を組んでいます。
今回、これとは別に、mMLスタッフの提案により、デック側にも準備をすることでさらに観客をブロウオフするように構成した、いわば「フルパッケージ版」の手順を2手順、補足解説書として添付させていただきました。
ゆうき氏による解説DVDとともに、こちらもお楽しみいただければと思います。

いずれも「パケットの変化に呼応し、デック内の観客のカードにも×印が現れる」現象から入り、パケットが真っ白に戻るとともに、デック内の×印も消えてしまう流れ(手順1)、パケットが真っ白になり、デックの方も表が真っ白になってしまう流れ(手順2)の2つを詳しく解説しています。
また、必要なギミックカードなども一部添付しています。
手順2に関しては「ブランクフェイス」のデックが必要ですので、ご希望の方にはセットでご購入いただけるようにしております。
こちらのセットをご利用いただければ、あとはレギュラーデック(バイシクル赤裏)一組さえあればすべての手順を手がけていただけるようになっています。

★スペシャルニュース!
リリース直前に、ゆうきとも氏よりまた別のアイデアをいただきましたので、追加でこちらも解説を付与させていただきました。
こちらは「メンタルフォトデック」を使用するアイデアとなります。
この手順を演じたい方は別途、バイシクル赤裏版の メンタルフォトデックをご用意ください。


■商品内容・・・実演・解説DVD、パケットセット一式、補足手順解説書、パケットケース、封筒、補足手順で必要なカードなども添付

※バイシクル・レギュラーデック(赤裏)を、別途ご用意ください。
※カードの裏面に×印を描いてお使いください(マーカーペンなども各自でご用意ください)。
※×印を描かなくても演じられるように、差し替え用の「青裏カード」も添付しております。