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ファンファンチェンジ by野島伸幸
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ファンファンチェンジ by野島伸幸

1,980(税込)
製造元: mML

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チルチル、クルクルときて…今度のテーマは、ファンファン!?
カードをファンに広げた瞬間に、奇妙な変化現象が起こります!
野島伸幸のワンコンセプトDVDシリーズ、第3弾「ファンファンチェンジ」
デックをファンに広げた瞬間に変化現象が起こる、独特のカラーチェンジ技法です。
例によって、技法とその応用手順を併せてご紹介。
比較的やさしく行えて効果的なアイデアとなっておりますよ!

何ができるの?

「オウギチェンジ」改め「ファンファンチェンジ」
以前に「超限定」の形で一応発表はしているのですが、その資料は既に入手不可能。
また、映像でないと良さが分かりづらい、とのご指摘もあり、今回、このワンコンセプトシリーズに収録させていただくことにいたしました。

さて、その「ファンファンチェンジ」です。
例えば、裏向きのデックに1枚だけ表向きのカードをずらして重ねます。
あとはそのままファンに広げるだけ
その瞬間、裏向きのデックは鮮やかに表向きに変化しています

広げる寸前まで裏向きのカードが見えているので、非常にビジュアルです。
既存の手順にも組み込みやすく、実用的
また「ファンファンチェンジ」を効果的に使用した3手順をご紹介いたします。
ぜひ習得し、ご活用ください。


どんな内容?
ファンファンチェンジ
まずは基本となる技法を解説。
もちろん野島伸幸のオリジナルテクニックです。
カードをファンに広げられる方であれば、あとはさほど難しくはありません
ただし、微妙なコツがあり、見よう見まねで闇雲にやっても、意外と上手くいきません。
その辺りのフィネスも押さえて、詳しく解説いたします。

デックリバース
シャフルしたデックから、演者が1枚のカードを選び出すと、ダイヤのエース
それを1枚だけ表向きにして、裏向きのデックに重ねます。
一番上のダイヤのエースを押し出して、下が裏向きであることを確認し…
そのままデックをファンに広げると、その瞬間、デックは表向きになっています
さらに、ダイヤのエースを、逆向きにひっくり返してデックの中に入れます。
おまじないをかけてデックをファンに広げると、なんと、デックの中央に、4枚のエースが表向きになって現れます。
レギュラーデック1組ですぐに準備でき、テーブルを使わずに演じられる、スマートで機動性の高い実践ルーティーン。
手順の第1段目の現象は、1枚の「リーダーカード」を表向きにすると、デックのほかのカードもそれに倣って、すべて表向きになってしまうというもの。
エフェクトジャンルとしてはクラシックと言えますが、元々ビジュアルなこの現象に「ファンファンチェンジ」を適用することで、より一層ビジュアル度を高め、印象を強めることに成功しています。

スピーディーに現象が起こり、瞬間のインパクトがあるので、
演技のオープニング、「つかみ」に最適。
さらに、その瞬間芸では終わらせず、すかさず2段目の現象をかぶせることで、テンポ良くスムーズに、観客をマジックワールドに引き込むことができます。
そしてエースオープナーとしても機能しますので、その後、自然にエースを使ったマジックに繋げることができるでしょう。


カラーチェンジングデック
シャッフルしたデックから、1枚のカードが自由に選ばれます
そのカードにおまじないをかけると、裏の色が変化してしまいます
さらに、そのカードをデックに重ね、ファンに広げると…
デックの色も、そのカードに同化するように変化してしまいます。
ファンファンチェンジの技法を、カラーチェンジングデックの手順に活用したものです。
このテーマは意外性により観客の意表を突くため効果的。
けれども、カラーチェンジングデックと言うと、結構「重たい」手順が多い気がします。
(おそらくトリックの性質上、過剰に証明したい欲求に駆られているのではないかと思います)
今回の手順は、不必要な要素を切り詰め、必要最小限の要素のみを抽出したような構成となっています。
ショート&シンプルな形が(原点回帰なのかもしれませんが)逆に新鮮で、スマート
スタンディングでテーブルを使わずに演じられることもあって、大変軽やかです。
もちろん、単にシンプルにすれば良いという話でもなく、これは「ファンファンチェンジ」あってこその、この構成。
そこでインパクトを担保しているからこそ成立しているのです。
スムーズな流れを、お楽しみください。

リバース&カラーチェンジ
上記2つの現象を合体させたようなフルルーティン
デックのリバース現象が起こり、さらに裏の色の変化へと繋がります。
長めの手順がお好みの方は、こちらが良いでしょう。
(と言っても、この手順も時間的にはそんなに長くはありませんが)
先に解説した2作品が、それぞれトリック的にワンアヘッドだとすると、こちらは、掛け合わせて使っていますから、ツーアヘッド
より巧妙だともいえます。
見せられる部分のみを最大限に活かして「あらため」、また現象を起こしつつ、クライマックス用の「面」を隠し通す…
絶妙な手順構成を、ぜひ玩味ください。
現象は2回とも「ファンファンチェンジ」を使って起こしています。
その辺りの「かぶせ」も、効果を高めています。


こんな方にオススメ!
「ファンファンチェンジ」を最初に見せられたときの個人的な感想は、なぜ、これまで誰も思い付かなかったんだろう」というものでした。
それほどまでにシンプルでプリミティブなアイデアだったからです。
これ自体は「画期的新技法」と大上段に構えるほどのものではなく、「ちょっとしたアイデア」といった感じかもしれませんが、その「ちょっとしたこと」で、マジックの印象が大きく変わる場合もあります。
まさにその好例ではないでしょうか。

「ファンファンチェンジ」原理的に秀逸なのは、自然な動作ですべてが完了する、その合理性です。
新技法であるにもかかわらず、大枠で言うと、この技法独自の新しい動作というものが、基本的にはないのです。
そこにあるのは「カードをファンに広げる」いう、マジシャンにとっては当たり前の、普通の動作があるだけです。
それだけで「自動的」に技法が完了してしまうのです。
本来ならばディスプレイである動作で、同時にエフェクトを成立させる…
現象を「起こして、示す」が一挙にできて一石二鳥なんですね。
余分な動作がない点が合理的であり、またスマートなのです。

見えたままで現象が起こるのも特徴。
カラーチェンジですが、カバーアクションがありません
ビジュアルです。
視覚的なインパクトがあります。
また、もっと原理的な話では、観客が現象を理解するのが容易になります。
分かりやすいのです。

技術的にも簡単
様々な点で、とても「使い勝手」の良い、実用的な技法です。
しかもファン(楽しい)!
ぜひ、ご活用いただければと思います。

■商品内容・・・演技、解説DVD 1巻(日本語版・約25分)