マジックの歴史

紀元前24世紀頃に、世界最古の奇術である「カップと玉」をしている様子がエジプトの洞窟の壁画に描かれています。この壁画から、そのころから手品が始まったと推測されています。その後、ガチョウの首を切って元通りにつないでみせたり、ロウなどで作ったワニを本物に変化させたりしました。

中世になると、キリスト教に黒魔術とみなされてマジシャンは迫害を受けましたが、近世にはステージでマジックを披露するようになります。
19世紀頃にはマジシャンが燕尾服を着るというスタイルができ、人体浮遊術が演じられて人気になりました。また読心術や予言等のメンタルマジックも生み出されました。

日本での歴史

日本では仏教伝来とともに奈良時代に始まったと言われており、江戸時代には舞台芸術として行われ、解説本も多く発売されました。「カップと玉」は日本では「お椀と玉」と呼ばれて娯楽として親しまれていました。
それから第二次世界大戦後に欧米の奇術が紹介されたことで、日本のマジックに大きな影響を与えました。

現代のマジック

現在では世界中で多くのマジシャンが活躍しており、海外で活躍している日本人も多くいらっしゃいます。
マジック界のオリンピックとも呼ばれているFISM世界大会もあり、こちらで入賞している日本人も増えています。現在ではコメディマジックやサロンマジック、スライハンド、カードマジック、イリュージョン、コインマジック、クロースアップマジック、ロープマジック等多くのマジックが登場しています。

仕事としてだけでなく、趣味やコミュニケーションのためにマジックや手品をしている方、学びたい方は多くいらっしゃると思います。当店は日本内外から仕入れたマジックグッズや手品用品を扱っている専門店です。マジックには小道具などの他にも、ミュージックがあるとより盛り上げることができます。当店は、マジック用ミュージックのCDやDVD等のレッスン用品も販売しておりますので、ぜひご利用下さい。